2022. 07. 23

日本最北端の蒸溜所が建設されて思う事


本日もご覧頂きましてありがとうございます。
かんてい局三軒茶屋店です。
当店はジャパニーズウイスキー等、お酒の買取のプロフェッショナルです!
今回は日本最北端の蒸溜所が建設されたというニュースについて思った事を書いてみたいと思います。


最北端の蒸溜所ってどこ?
先日ネットニュースで、「日本最北端の蒸溜所」という見出しにつられて調べてみると、北海道の利尻島に蒸溜所が建設されたそうです。
色々な地方紙でも取り上げられていて、運営元はカムイウイスキーという会社だそうです。
利尻島といえば稚内からほど近い、利尻富士、利尻昆布等で有名な離島です。
以前働いていた職場の先輩が利尻島出身で、高校卒業後、東京に集団就職したと言っていたのですが、「海産物が嫌い」と言っていました。理由は生まれてからずっと海産物ばかり食べてきて、東京に来たらもっと美味しいものがいっぱいあるからだそうです。
また飲み屋のお姉さんに聞いた話で、今リゾートバイトというのが有って、仕事とバカンスを離島で過ごす事を意味するそうです。島も人口減、人手不足が深刻なので一石二鳥なのだとか。お姉さん曰く、礼文島に言って昆布干しのバイトしてました。あれ、それって礼文島じゃなくて、利尻島では!?とツッコミいれそうになりました(笑)
そんな利尻島は日本海と宗谷海峡に挟まれた日本の島しょ部では18番目の島で、面積は約182km2、人口は約5,000人だそうです。



米国の起業家
利尻島は自然環境に恵まれた豊かな島だそうです。
そんな場所に蒸溜所を作ろうと思ったのは地元の人でなく、日本人でもなく、米国人の起業家だそうです。
ケーシー・ウォールさんという方は、以前利尻島を訪れた際に、蒸溜所を作ろうとインスパイアされたそうです!
経歴については詳しくはわかりませんが、設備はアメリカ製、開発チームも国際色豊かだそうで、カムイウイスキーの社長を務めています。
カムイ=神居というアイヌ語から命名されたそうです。
今回はプレスリリースという事で、これから蒸溜→熟成と3年後に発売予定しているそうです。

テロワール?
利尻島は訪れた事はありませんが、豊かな自然に囲まれている感じは写真からもうかがえます。
火山から湧き出る水は日本の名泉100にも選ばれているほどだそうです。
利尻島は水産業は盛んだそうですが、農業についてはわかりません。いずれ自社で麦や穀物栽培まで行う予定なのかもしれません。
ここまで書いてきて、ふと思ったのが、ブルックラディが取り組んだテロワールです。
地元の原料、地元の水、天然自然の環境での熟成など全てがザ・リシリなウイスキーというわけですね。
カムイウイスキーが取り組んでいる事は、利尻島に雇用が生まれるという事でもあります!
地鎮祭に地元の首長が来ているのも納得がいきますね。
また近年言われている蒸溜所ツーリズムにも寄与する事になるかもしれません。
世界有数の少子高齢化社会の日本。こうした地道な取り組みが雇用や観光の促進になれば、日本の未来も決して暗くないかも!



リシリウイスキー
発売は3年後という事ですが、カムイウイスキーのHPにはリシリウイスキーと書かれていますが、詳細はわかりません。
ウイスキーの聖地アイラ島もスコットランドの離島ですが、泥炭地。一方利尻島は火山島です。
シングルモルトなのかグレーンウイスキーなのか?ピーティなのかノンピートか?
樽はどんな種類を使うのか?ブレンドするのか?等想像は膨らむばかりですね。
色々考えていると3年なんてすぐ経ってしまうかもしれません(笑)
アイラウイスキーは200年以上の歴史がありますが、リシリウイスキーは後世どのような評価になっているのでしょうか?今から楽しみですね!



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