2022. 08. 30

五大ウイスキーに思いをよせて(日本)


本日もご覧頂きましてありがとうございます。
かんてい局三軒茶屋店です。
当店はジャパニーズウイスキー等、お酒の買取のプロフェッショナルです!
今回は五大ウイスキーについて、各国について考えた事を掘り下げて書いてみたいと思います。


五大ウイスキーの定義?
近頃よく世界「五大ウイスキー」という言葉をよく耳にします。
五大ウイスキーの一つ、ジャパニーズウイスキー。とか。五大ウイスキーを絶妙にブレンド。等々。
そもそも日本以外で、「五大ウイスキー」って呼んでるの?という疑問はあります。
と言うか、そもそも五大ウイスキーの定義とはどうなっているのでしょうか?

スコッチ、アイリッシュ、カナディアン、アメリカン、ジャパニーズのメジャーなウイスキーを作っている国という事で間違いはないと思います。
五大湖とかはアメリカでもGreat Lakesですし、海外では五大湖と呼んでいるのかは不明ですが、メジャーなウイスキーを作っている国という事は間違いなさそうです。
ウイスキーに詳しくなくても、各国の代表的なウイスキーは1つ以上はご存知な方も多いと思います。
ここで言うウイスキーは穀物を蒸溜して作るという事で、一括りで良いと思います。
日本以外は英語圏、元英国の植民地という点は共通しているのは納得出来ますね。



いつから?
日本のウイスキーの歴史は、山崎蒸溜所が建てられた20世紀前半に遡ります。ウイスキーの聖地スコットランドの最古の蒸溜所は18世紀後半に創業された所がありますので、その差は200年以上!それが、21世紀の今、同じ土俵に立っているという事は、素晴らしい事ですし、日本人として誇らしいとも思います!
山崎蒸溜所のサントリー、余市蒸溜所のニッカウヰスキーがメインで日本のウイスキー業界を引っ張ってきたという点は議論を待たないと思います。戦後キリンもカナダのシーグラムと合弁し、富士御殿場蒸溜所を建設し、ウイスキー業界も活気を呈してきました。
もちろん地ウイスキーとも言われるチェリー(山桜)やマルスも存在はしていましたが、大手に比べればメジャーではなかったようです。
1980年代にハイボールブームが有ったものの、その後はウイスキーメーカーは不遇の時代を経験していきます。
しかし売れないからといって生産を止めてしまっては、ウイスキービジネスは破綻してしまいます。そうです、原酒が無くては、売れる物がなくなってしまうからです。そして最低3年間熟成させなければウイスキーと呼べないのです。
従って、各社MAXで生産調整をして、臥薪嘗胆していた事でしょう!
その後、21世紀になり、そうした苦しさの中で生み出されたウイスキーが国際品評会で受賞を連発したのです!それが、「余市」、「竹鶴」であり「山崎」、「響」だったという訳です!どうやらその頃から、日本を含めて「五大ウイスキー」と「命名」したと思われます!
カリスマの存在を忘れてはいけない
ウイスキーのような商品はすぐに完成するものではありませんので、長年倦まずたゆまずの努力と忍耐が必要ですね!そうした背景にあるのが、蒸溜所の創業者の情熱、ウイスキー愛とも言うべきものではないでしょうか?
強烈な個性と言えば、現サントリーの鳥井信治郎氏、ニッカウヰスキー創業者竹鶴政孝氏、ベンチャーウイスキーの肥土伊知郎氏等が思い浮かびます!
代表的な3名を挙げましたが、時代こそ違え、ウイスキー愛、情熱という点では共通点が多いような気がします。
こうしたカリスマがいて、シングルモルトブーム、ウイスキーブームと言うのが更に拍車をかけたと言ってもよいのではないでしょうか?
スコットランドの蒸溜所の歴史を紐解けば、まさに蒸溜所の運命はジェットコースター!何度もオーナーが変わったり、閉鎖されたりした蒸溜所に枚挙に暇が有りません。
そうした事を理解して、果汁の販売から始めた竹鶴政孝氏は、やはりスコットランドで修業した経験が活きた事でしょう。
そうした先人の執念がウイスキー作りに活かされ、花開き、余市、竹鶴(ニッカウヰスキー)、カードシリーズ(ベンチャーウイスキー)、山崎、白州、響(サントリー)と言った今や世界中のウイスキーファンから愛されるベストセラーとして結実したと言っても過言ではないでしょう。


ジャパニーズウイスキーの今後
大手が引っ張って来た日本のウイスキーの概要を簡単に振り返りましたが、いかがでしょうか?
そうしたウイスキーブームもあり、今や計画を含めると大小含めて蒸溜所が100近くなる日が近いという事です!
まあ、マイクロディスティラリーと呼ばれる小規模の蒸溜所も含めての話ですが、北海道から沖縄まで揃い踏みするんですね!
大手がけん引してきたジャパニーズウイスキーブームですが、今後どのような展開になるか楽しみですね。
一方で、現在の若い方々はお酒を飲まない人も多いと聞きます。海外販売を目論んでいる所も多いと思いますが、歴史は繰り返すのか?繰り返さないのか?
五大ウイスキーと呼ばれるジャパニーズウイスキーの今後の行方を見守っていきたいと思います!



質屋 かんてい局 三軒茶屋店ではジャパニーズウイスキーの販売を行っております。その他のお酒も在庫豊富に取り揃えております。店頭に並んでいないものも多数ございますので、気になるお酒がございましたら、お気軽にスタッフまでお声掛けください!


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0120-47-7878

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