今後人気になりそうなシングルモルトスコッチウイスキー3選

本日もご覧頂きましてありがとうございます。
かんてい局三軒茶屋店です。
当店はシングルモルトウイスキー等、お酒の買取のプロフェッショナルです！
今回はこれから人気が出そうなシングルモルトスコッチウイスキー3選と銘打ち、独断と偏見で選んでみました。

①タムデュー蒸溜所

②グレンドロナック蒸溜所

③グレンアラヒー蒸溜所

ウイスキーブーム

空前のウイスキーブームが続いています。これは日本だけでなく、世界中で起こっています。
日本のウイスキーが飛ぶように売れていますし、新設の蒸溜所の建設ラッシュも続いています。
今やこんな所、国でウイスキー作っているんだ！という驚きもありますね。
台湾のカバランは有名ですね。赤道に近い所でウイスキー作りなんてと言うのが「常識」でしたが、コロンブスの卵ですね。しかも台湾はスコッチウイスキーの輸入量が日本よりも多いそうです。スコッチが好きな国民性があるのですから、ウイスキー作るぞ！ってなるのは自然の流れかもしれませんね！
ウイスキー作りには時間も、お金もかかります。スコットランドのウイスキー蒸溜所の歴史を見れば、時代の流れとは言え、それほど恵まれたものではなかったようです。
ニッカウヰスキーもその名称は創業時の会社名、大日本果汁というようにウイスキー作りには資金が必要なので、当初は果汁（リンゴジュース、ジャム、ブランデー等）で利益を得ていたそうです。
ウイスキーの世界も他の業界と同じようにある程度の売上、規模になったら、M&Aしてしまうという投資家のような考えの方も多いのかもしれませんね。

勝機はアジアにあり！？

やはりこうしたウイスキーブームには投機的な部分もありますが、背景には経済的に潤っている国、特にアジアが熱いですね。
買っていく国としては、中国、ベトナム、香港、シンガポール等で特定の銘柄は特に高く売買されています。
山崎55年、イチローズモルトカードシリーズ、ザ・マッカラン　シックスピラーズ等が高額で落札されたのは記憶に新しい所です。
その他高く売れる物に共通して言える事はシェリー樽で熟成させているという事です。ウイスキー好きなアジア人は、スコッチのシェリー樽の長期熟成物には高いお金を払うだけの価値があると考えている人が多いと言う仮定が成り立ちます。

人気になりそうな蒸溜所

そう考えていくと、蒸溜所の人気に左右されますね。
日本でも最近名前を聞く機会が増えている蒸溜所やボトラーには注目したいですね。
まずはタムデュー蒸溜所。スペイサイドで1897年に創業し、伝統的なフロアモルティングで、2回蒸留、ポットスチルは6基保有しています。熟成のほとんどはシェリー樽となります。
次にグレンドロナック蒸溜所。こちらはハイランドに1826年建設されました。こちらはノンピートの大麦を主に使用して、熟成は85％がシェリー樽です。シェリー樽もオロロソやペドロヒメネス等様々な種類を使用しているそうです。
最後はグレンアラヒー蒸溜所。こちらもスペイサイドに1968年創業。当初はブレンデッドウイスキーへの原酒供給を目的として設立されましたが、シングルモルトの可能性を見出しされ、シーバスブラザーズから個人（コンソーシアム）に売却されたという珍しいケースです。
これらの蒸溜所に共通する事は、一度は閉鎖を経験しているという事です。但し、グレンアラヒーは買収時のドタバタ時の一時期だけだそうですが。
狙って選んだわけではなく、奇妙な一致となります。

いかがでしたでしょうか？本数は多くはないものの、当店でも過去に何本か買取させて頂いたウイスキーを作っている蒸溜所です。
その時はあまり聞かなかったり、相場もそこまで上がっていなかった事もあり、当時の相場価格で販売していました。たらればになりますが、寝かせておいたらもう少し高く売れたかもしれません（笑）
いずれも蒸溜所リリースですが、今はボトラーリリースも良いクオリティのものが増えて来ています。グラスゴーやエルギンのみならず、ドイツや台湾等他の国からも蒸溜所と強いコネを持っている所から素晴らしいウイスキーが出てくると思われます。
今回選んだ3つの蒸溜所の商品に注目してみてください！

質屋　かんてい局　三軒茶屋店ではシングルモルトスコッチウイスキーの販売を行っております。その他のお酒も在庫豊富に取り揃えております。店頭に並んでいないものも多数ございますので、気になるお酒がございましたら、お気軽にスタッフまでお声掛けください！